【剣盾シングルS17 最終684位】バシャネクロバトン

にわかと申します。

S17お疲れ様でした!


5世代以降ポケモンから離れており
剣盾S9から対戦に復帰しました。
なかなか時間が取れずマスボ級までで終わってましたが、

伝説環境のランクマ過疎状態により上位が狙いやすそうだったのと、
GW連休があり対戦数もこなせると思い
S17は頑張ってみました。

 

 目次

 

 

 ・はじめに

 

最初の40戦ほどは前シーズンに非常に勝率が良かった

対面構築(スカーフムゲンダイナか両刀グラードン)を使用していました。
しかしどちらも勝てなくなってしまい勝率5割ほどに。
そこで耐性と特性による場持ちが良いネクロズマを使用することにしました。

 

・使用PT

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・最終戦

TN:にわか

72勝49敗 レート:1854 最終684位

 

TN:はおこぜ

36勝13敗 レート:1840 最終926位


こちらのPT使用時の総合戦績

86勝33敗

 

・構築経緯

◎多くのポケモンを起点にできる
メタモンに対して強い
ナットレイテッカグヤなど本来なら止まってしまうポケモンを強引に突破可能
という点を考慮し、瞑想アシパネクロズマを採用。

火力UPを図るためにバトン構築を組むことにした。

 

続いて瞑想アシパネクロズマの火力UPと
要塞化を助けるビルドバトンバシャーモを採用。

 

バシャーモの起点作成役として
後攻の尻尾トリックオーロンゲ

 

オーロンゲが選出できないケースや
相手の悪ウーラオスの襷潰し、初手黒バドレックスを牽制できる

撒菱持ちユキメノコ

 

日ネクがあまり得意としないカイオーガ軸に強く出ることができ、
バシャでバトンする事ができれば無双できる
鉢巻ウオノラゴン

 

日ネクが苦手なイベルタル軸に対し強い
チョッキマリルリ

 

以上をもって構築が完成した。

 

・個別紹介

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日食ネクロズマ@タラプのみ

性格:のんき 特性:プリズムアーマー

技構成:メテオドライブ アシストパワー 瞑想 朝の日差し

実数値(努力値

195(180)-177-196(252)-134(4)-130(4)-95(68)

 

S:2加速で最速エースバーン抜き

 

本構築のバトン先エース。

バシャーモからビルドバトンを繋いで瞑想を積める相手には積極的に積みにいきアシストパワーで全抜きを図る。


バトンが出来なさそうな盤面には死出しで投げてましたがそれでもかなり強力でした。


このような型には弱点保険を持たせる人が多かった印象ですが、特殊相手にバトンしタラプ発動からの上から瞑想したり、一度朝の日差しで回復してから瞑想を積む動きが上手くできたのでタラプにして正解でした。

Bに厚くしているので鉢巻じゃない悪ウーラオスの強打もダイマ時にはかなり余裕を持って耐えることができました。

 

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バシャーモ@スターのみ

性格:ようき 特性:加速

技構成:フレアドライブ 身代わり ビルドアップ  バトンタッチ

 

実数値(努力値): 187(252)-141(4)-105(116)-×-92(12)-127(124)

 

S:1加速で最速エースバーン抜き抜き
B:ダイマ状態で補正なし珠エースバーンのダイジェット確定耐え
前ルールで使用していた方の調整を参考にさせて頂きました。

 

持ち物は途中まで弱点保険を持たせていましたが、

発動機会が少なかったことと、ダイマックス前提でしか

発動させることが難しかったため、

ネクロズマへのバトン時、どの能力上昇も腐ることなく

ワンチャンをつかめるスターのみへ変更しました。

最終日にD2段階上昇を欲しい場面で引き勝った試合が2戦あり

このアイテムにして良かったです。

他にはズアのみやサンのみも面白いと思いました。


終盤は相手選出が炎の通りが良かったため、

バシャーモで3タテという試合も多かったです。

 

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オーロンゲ@後攻のしっぽ

性格:わんぱく 特性:いたずらごころ

技構成:ソウルクラッシュ 電磁波 挑発 トリック

実数値(努力値): 201(244)-140-111(124)-×-113(132)-80


前ルールで使用していたDL対策オーロンゲを
流用しましたが調整意図などもこのルールでは
あまり意味がなかったと思うのでよく考えた方が良かったかもしれません。

 

 ダイジェットしてくるエースへ後攻の尻尾を押し付けたり

電磁波で麻痺らせたりしてバシャーモの起点を作る。

壁展開に見えるのかトリックはうまく決まることが多かったです。

 

相手によっては必ず挑発から入るようにする。

 

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ユキメノコ@気合の襷

性格:おくびょう 特性:のろわれボデイ

技構成:シャドーボール 凍える風 電磁波 まきびし

実数値(努力値): 146(4)-×-107(132)-115(116)-91(4)-178(252)

 

同じようなことができるウツロイドなどの採用を考えましたが、Sの種族値が110ある点、

水ウーラオスの連打に対する耐性や

黒バドレックスをけん制でき特性が強力なユキメノコを採用しました。


当初はCSぶっぱで使用していましたが、
終盤に初手に水ウーラオスと対面したときに

出落ちしてしまうことが多くありました。
同じ撒菱ユキメノコを前シーズンに使用していた方が

いらっしゃいましたので、参考にさせて頂き最終日にこちらの調整へ変更しました。

 

B:補正有水ウーラオスの水流連打確定耐え

 

起点作成役。

オーロンゲで仕事ができない悪タイプのダイマエースが見えたときや、

ウーラオスがいる構築に選出しました。

まきびしでウーラオスの襷を潰して襷カウンターをケアすることで

ネクロズマを通すことが可能となりました。

ダイジェットしてくる相手にはこご風から入り、麻痺が通る相手には

電磁波を押していました。

鬼火よりも多くのポケモンを後続のバシャーモの起点にできるので

電磁波を採用しています。


たたりめでなくシャドーボールを採用しているのは

電磁波持ちのため地面や電気タイプに素の火力が出ないことと、

身代わり持ちの可能性がある黒バドレックスには電磁波が押せなかったためです。

 

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ウオノラゴン@こだわりハチマキ

性格:ようき 特性:がんじょうあご

技構成:エラがみ げきりん けたぐり ねごと

実数値(努力値): 177(92)-142(252)-121(4)-×-101(4)-126(156)

 

S:1加速で最速エースバーン抜き

 

バトン後エラがみする機械。

カイオーガ入りに選出し何体ものオーガを葬ってくれました。

 

エラがみ以外打ちませんが、ダイマ時にA上昇ができるけたぐりと

ダイウォール媒体の寝言は便利でした。

 

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マリルリとつげきチョッキ

性格:ようき 特性ちからもち

技構成:じゃれつく アクアブレイク アクアジェット ばかぢから

実数値(努力値): 195(156)-102(252)-101(4)-×-101(4)-90(92)

 

S:3加速で最速フェローチェまで抜き

禁伝枠最速の黒バドレックスまで抜くことを意識しています。

 

主にイベルタル入りに対して選出する目的で入れましたが

取り巻きがきつくほとんど選出しませんでした。

 

・基本選出

☆オーロンゲorユキメノコ バシャーモ ネクロズマ
伝説相性が悪くてもネクロズマで押し切れることが多く基本的には

この選出を行いました。

☆オーロンゲorユキメノコ バシャーモ ウオノラゴン
カイオーガ入りにはこの選出をよくしました。
初手オーロンゲとオーガが対面したときは電磁波から入り

(クレセリア入の場合は三日月の舞を考慮しトリックから入りました)
足を奪い後続のバシャーモで身代わり連打し、
ウオノラゴンへという動きを心がけました。
ナットレイと同居している場合、被選出率が100%あったのでナットレイ引きや初手に出てくることが多かったですが、オーロンゲで挑発しバシャーモ引きから起点にできました。
バシャーモ引きに対しカイオーガを合わされた場合はきついですがそのような対戦は今期はありませんでした。

カイオーガ軸に対しては状況を見て、バシャーモダイマを切ることもありました。
晴れ状態で水技を半減できるのと、裏が晴れダイバーンを受け切ることができないことが多くゴリ押ししていくのも強かったです。

☆ オーロンゲorユキメノコ バシャーモ マリルリ
イベルタルにはこの選出もしました。
しかし、マリルリイベルタルを処理できても
削られた後だと裏で処理されてしまうことも多かったため、ネクロズマを選出した方が勝率は高かったです。

 

・苦手な相手

・黒バドレックス
4倍弱点をつけるのはユキメノコのみで、
対面した際は逃げていくので後続で処理するしかありませんでした。
苦し紛れでバシャーモダイマを切り処理する動きで割と勝つことができていたので勝率は悪くなかったです。

 

イベルタル
ネクロズマが苦手としており、
特殊の場合、先に瞑想を積んでおかないと
非常に厳しい相手でした。
しかし、一見こちらにかなり刺さっているため
初手に出てくることが多くユキメノコの電磁波と
こご風で足を奪ってからバシャーモで処理するか
起点にできていたため、勝率は極端に悪くなかったです。

 

・レシラム
タイプ一致晴れ珠ダイバーンがネクロズマで受け切ることが不可でとても苦しい立ち回りとなってしまいました。

 

グラードン
リザードンなどのサンパワー特殊エースと同居していることも多く、
バトンする動きが取りにくく勝率は低かったです。

 

カバルドン

あくびループを逃れる手段も限定される上に

積むにも吹き飛ばされてしまうため厳しい相手でした。

オーロンゲで挑発入れ、徐々に削りをいれて対処しました。

しかし、ウオノラゴン、マリルリと上から並べて牽制していたので

わずか2戦しか選出されず助かりました。


・怪電波サンダー
こちらのネクロズマが無力化してしまうので厳しかったです。
急所狙いしかありませんが、残念ながら一度も当てなかったです。
特性がプレッシャーだとアシパを枯らされてしまいお手上げでした。

 

・ド忘れ天然ヌオー
ド忘れ持ちの天然ヌオーもアシパの威力は変わらないものの、

バシャでビルドを多く積まないと押し切れませんでした。

 

・最後に

この構築に変更後の勝率が高く、もう少し続けていたら

さらに上位を狙える手ごたえはありました。

バトンパはバトンエースを通せないと勝つのが難しく

事故もよく発生するので上位帯に行くのは限界があると

思いますが、ネクロズマのスペックが凄まじかったです。

来期からも勝てないと思いますがしばらくバトンパで遊んでみようと思っています。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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